人気ブログランキング | 話題のタグを見る

サンオブニューメキシコ <アメリカ暮らし>

naomischa.exblog.jp
ブログトップ
2005年 12月 26日

韓国料理とM



韓国料理とM_e0019614_1274146.jpg





クリスマス いかがお過ごしでしたか?

あたたかかったですよ、ここは。

何時にもまして、日本の年の瀬の
慌しくも、華やいだ雰囲気が思い出されるこの頃です。

おせち、作りたいなあ
とか、母と、おねいちゃんたちと
おせちの買出しに行ったこと
大晦日、恒例の
パパのご実家からの手打ちそば。

これが、もう、絶品!

そば粉が多いし手打ちなので、市販のそばと違って
デリケートな味わいだけど
そばの香り、歯応え、
教わったとおり鶏がらベースのおつゆにとてもあう
風味豊かなおそば。
愛する、姪と甥たちが、
おそば、そんなに食べないけどこのおそばは美味しいと
いうくらい。

今年はあのおそば、いただけるとKちゃんと楽しみにしていたのだけどな。

そば粉、注文しました。
山芋は無理なのでながいもも。

手打ちそばに挑戦!の2005の年末です。



韓国料理とM_e0019614_1311459.jpg



昨日から茹でていた
そう、これは豚足です。


昨日、見つけて(2ドルそこそこ)初めて作ってみました、(アメリカでは、ね)

ひたすら、ゆでる。
お湯を捨てて、またゆでる。

日本のような甘い味噌だれではなく
酢醤油にごまと、コチジャンで。

夫は怖そうに、笑いながらみてました。


キッチンでビールをあけてかぶりついているところに
彼が偶然きた、ので魔女のクッキングだよと

おいしい!

彼は豚はだめなのです。
ベーコンはいいけど、と、いう。

彼とこどもたちは
ローストビーフ、マッシュドポテト、サラダの夕食。

わたしは、キッチンでビールとこの
とん足独り占め。

コラーゲンタップリ。
手づかみで食べたけれど、指先もつるつるになる。

おいしいけど、ふと、
食事は、同じものを
<おいしいね!!>と分かち合うのも一つの醍醐味だよなあと
そんな私にとって大切な存在の中の一人、
Mのことを思い出した。





彼女と何度、そんな楽しい時をすごしたかな。
彼女は韓国出身。
結婚して日本に来た。けれど、完璧な日本語を話す。

いつも、韓国料理店。
私も大好きなので。
沢山のおいしいもの、教わった。

サムギョプサル、エゴマの葉。
酸っぱいキムチを使ったキムチチゲ。
彼女のオリジナル、野菜一杯、肉なしのからーい麦混ぜご飯。

体の中がすっきりする気がした。
からいね、でもおいしい!と微笑みあって。

キムチづくり。

結構、大変だったね。
大きなタライでかき混ぜた真っ赤なやくみ。

彼女の、それはすぎるほどの手際のよさ、つくるそばから
キッチンをてきぱきと片付けていく様子。
ゴム手袋をした彼女。笑顔。

インフルエンザで寝込んでいる時にお鍋で
持って来てくれた<サムゲタン>

この時もキッチンをてきぱきと片付けてくれたっけ。
Kちゃん4歳くらい、布団から起き上がれなかった。

こんな時、いつも助けてくれた彼女。

その、情の深さ。

どうして、電話してくれなかった?
いつも私からだね。
笑いながら。
私のとってきた友人との距離感とは違うなあと思いながらも
彼女にも分かって、いつもこうなんだ!
さびしいけどね、と、私を理解してくれるころには
お互いの信頼を確信でき、一緒の時間は
心からリラックすることの出来る二人だったとおもう。






生ビールで乾杯。
きょうのキムチは若いね、
ちょっと体調悪いし、レバ刺し食べよう、なおみもたべる?
食べなきゃ私も食べない(にんにくの強烈な匂いのため)

寒い日はお鍋。
プデチゲ。彼女は豚の背骨を煮込んだ鍋がすきだったな。

彼女の娘とKちゃんは3歳の幼稚園からずっと一緒の同級生だった。
二人が遊ぶのを見て、彼女は、また
手際よく、遊ばせながらものりまきごはんなど作って
口にはこぶ。

おにくもたべないと!
などといい、上手に食べやすく作って。

美味しくて、楽しかった。





食 
私にとってとても大切なこと
ただ、食べるという作業ではなく、雰囲気
シチュエーション
大切な人たちとのリラックスした空間
自分なりの好み
全て楽しみたい。

おいしいねえ!
と言い合いながらのひと時

その、幸せのためなら手間、お金も惜しまない。

逆にちょっとしたことで台無しにもなる。
そんな食事は極力避けたいな。
(どんなことかと、いうのは難しいけれど、
勘違いしたウエイター、お店の姿勢とか、気まずい雰囲気?
気の合わない人と共にしなければならない状況での食事とか?
無駄な時間、無駄な消費はいや!と本当に悔しくなる。(笑)

これって食に限らず全てに通じる。
人生楽しまなくては!
我慢する必要なんかないし、自分の嗜好
というか、楽しみが分かっていれば
無駄な消耗を避けることは
生きる上での知恵であり、知性でもある、と思う。

ファンシーな一流のお店だけでなく
路地裏の深夜営業のおばちゃんが開いているラーメン屋さんや
サービスエリアの超ファストフードなども
美味しい幸せ、思い出を提供してくれたお店達。





食にまつわる幸せな想い出が
私には沢山ある。

必ず、大切な愛すべき友や家族と一緒のね。

そんな、思い出や大切な皆のためにも
このこだわりは持ち続けたいな。





書きたいこと、アップしたい写真、たくさんあるけれど
この辺で。

私の可愛い二人の息子から
ご挨拶。


と思ったら写真のアップできません。
どうなってるの?

またすぐに!

by nao-mischa | 2005-12-26 11:17 | 昭和 過去への郷愁


<< よいお年を!      食 このごろ >>