サンオブニューメキシコ <アメリカ暮らし>

naomischa.exblog.jp
ブログトップ

タグ:自閉症 ( 2 ) タグの人気記事


2007年 11月 24日

Pizza Party In Corrales ジョシュアの学校の

e0019614_0461713.jpg

お店の名前はわすれた!
入り口はこんな風情



Thanks givingホリデイを前にした、火曜日
ジョシュアの学校のPizza partyがCorralesという隣のまちで行われた。

3歳2ヶ月、ジョシュアは11月の始めから、いままでの
Abrazonz という、ファミリーサポートOrganazationによる
Occupational Speech therapyから
公立学校に依る、<IEPプログラム>へと、移行した。

Individualized Education Program
個別教育プログラムとでもいうのか、
私自身も知り始めたばかりで山ほどの学ばなければいけないことがある今、
簡単な説明に留めたい。
何らかのDisability、障害があると認められる子供には
その子に合った特別な教育(を受ける権利があり)を提供する、
政府に依るプログラム。
(公立学校であるため勿論無料)

8月後半の大掛かりなEvaluation(ジョシュアの状態をさまざまな専門家の見地から
判断する場)、IEPメンバー(アレンジ、カウンセリングする)の訪問、
当時のセラピーも交えた話し合い、
書類の山、などを経て、この11月から登校が始まった。
公立小学校と併設する、PreSchool(幼稚園)その中のひとつのクラスに。

(ここに至るまでのプロセスは、またの機会に詳しく記したいと思います)


さて、秋の美しいCorrales!
歴史的なものを残し、ほんの通り一本で別世界がひろがる
このあたりは本当に大好きな町
以前に訪れた記事

e0019614_1532297.jpg


やきたてのpizzaのランチブッフェのお店
足を踏み入れると、ジョシュの先生がいて
ハーィジョシュア、来てくれて嬉しいわ!

少し戸惑った様子のジョシュア。
私達の手を握って引っ張る。一緒にいて!と言うように。
いいにおいで、いっぱい。それになんて素敵なSouthWesternスタイルの内装。

e0019614_7184545.jpg


e0019614_224544.jpg


奥の広間を貸しきって、自分でピザを作るパーティー。
見覚えのある、ジョシュアのクラスメートとともに
近くの他の小学校のジョシュアが通うのと同じ<特別な教育が必要なクラス>
の子供達と父兄も参加していた。

e0019614_3131818.jpg


走り回る子、先生の用意した、この子たちの好きそうなおもちゃの世界に
入っている子、色々。
考えたら、こうして沢山の、ジョシュアと同じ様な子供達とそのご家族にあえる
機会は初めてだった。

先生に、<ジョシュアが後を付いて回った>と聞いた>カイルとその
ママがいた。
カイルは、こちらをみて、にっこり、笑った。
出合ったときから、私を惹きつけた愛らしさ、何か温かさと
Modesty(内気、というよりしとやかさ上品さ、謙遜など)や気品
深いものを感じさせるこの子だった。


ジョシュアは、気付いたのかどうか?この日は、傍に行かなかった。

e0019614_3275062.jpg


やはりここにも、ピクチャーカードが。
先生がこの日のために用意してくださったのだ。

e0019614_331467.jpg


お店の人が、1ピースづつのピザの生地を持ってきてくれて
それを各自、伸ばして、テーブルにある、お好みのトッピングを載せる。
トマトソース、ハム、ぺパロニ、オリーブ、マッシュルーム
たまねぎ。。
ニューメキシコ、アルバカーキらしく、<グリーンチリ>もあった。
大好物!チーズとよく合う、私は沢山入れた。

e0019614_3374621.jpg


出来上がると、お店の人が釜へ運び、そして焼きあがると
こうして、熱々をいい匂いと共に運んできてくれる。

e0019614_3415115.jpg


朝ごはんを食べたばかりでも、食欲がそそられる。
あ、でももうそろそろ、お昼でした。

e0019614_3563439.jpg

私のピザ。

元気に遊びまわっていた一人の子。
何かのおもちゃをアシスタントの人に取り上げられ、それは断固とした態度で。
そして泣き出した。

すると

e0019614_3593542.jpg


先生か、父兄かは分からないけれど、その子を抱き上げて
くるくる回ったり、高い高いをしたりで、泣き止ませてしまった。

こんな刺激が、この子たちを癒す事も多いのだ。
この人の視線、この場の雰囲気に私は感じ入った。

そして

e0019614_411255.jpg


寝転がる我が息子、ジョシュア
ファン(天井付き扇風機)に魅せられている(笑)

ひときわ、動き回り、楽しんでいた子。
お話もしていた。でもやはり、Autistic独特の雰囲気
言葉にしようのない、かわいらしさ、無垢の美しさを漂わせていた、
その子が、帰るときにスピーチをして去った。
みんな、またね!ばーい!
Happy thanks giving!


e0019614_4225659.jpg


拍手喝采!だった。
熱いものがこみあげたけれど、何とか抑えて隠した。
ここには涙は似合わない!

私の賞賛してやまない、カイル。
ママと静かに、あそび、ピザを食べたり。
その二人の様子から、目を離せなかった。
美しさ。静謐さ。

このお母様ありて、なのだな。
しずかな、深い思慮溢れる雰囲気を感じた。
こころおだやかに、邪念なくご自分の日々を生きていることが
静かに伝わってきた。

e0019614_439470.jpg


帰る前に少しお話した。
ジョシュアの母です。はじめまして。
カイルの笑顔が私は大好きです、美しい子ですね。
ありがとう、と微笑むお母様の笑顔も、すべてを
あたたかくつつむ、美しさだった。

カイルは、真っ直ぐ私を見ていた、やはりあの笑顔で。
おもわず、ほっぺたと髪をなぜてしまった時も、私を笑顔で見ていた。



e0019614_4501365.jpg


e0019614_448134.jpg


e0019614_4482541.jpg


お店の外
秋。
駐車場のおくにはこんな風景。

毎日、なんて、かわいいのと、目を細めてジョシュアと暮らしている。
ちょっと違うこの子達の持っているものが<障害>としては私には写らないのだ。
不思議だけど、これが実感。
甘い、綺麗事との向きもあるかもしれないし、始まったばかりでもあるのだけれど
何故かは分からないけれど、とても大切なものをいただいた気持ちでいる。
感謝。なのです。

この子(達)がこの子達なりの、人生をいのちを楽しむお手伝いをしたい
この子達も、私を助けてくれるだろう、その世界をみせてもくれるだろう。
以前には知らなかった世界を、無垢の美を、もう既に見せてくれているのだ。

だから、心のいたみや試練でさえもすべて引き受けられる
怖いものなどない。起こってはいけないことも。
そうだ、ここまでそうして生きてきたのと、何も
変わっていないのだ、

そんな事を考えながらの帰り道、秋の日。

e0019614_7222495.jpg

[PR]

by nao-mischa | 2007-11-24 00:56 | Autism ASD 自閉症
2007年 09月 12日

秋の気配



久し振りの更新。
日本から戻り、はや一ヶ月余り。
しっとりした空気の日本から、この、乾燥。悲鳴を上げていた肌もようやく落ち着いてきた。

いいときを過ごせた。
長い滞在だった為か、昔の気分が甦り、また、日本に住んでいるような気分になるのに
時間は掛からなかった。
それが懐かく、温かく、有難かった。

同じように、自分の選び歩いてきた道、月日。
変化し続けてきたという現実が、ありありと胸に迫りもした。
過去への感謝や愛情。未知への<武者震い>のような思いと一緒に。

変わったこと、変わらずにあることも。

何処に?
まだ。
でも、大切なものが何か、何を胸に歩いてゆくのか
日々、確信が深まっている、
怖いものなど無い、さすらいの(笑)毎日だ。

e0019614_2249572.jpg


久し振りの日本の夏。
緑の濃さ、とりわけ田んぼの圧倒的なひろがりが印象的だった。
梅雨の晴れ間の強いおひさまに照らされた、一面の緑。
草いきれ。

何度も、井上陽水の歌が浮かんだなあ。



今日はここ、アルバカーキでのこの頃を。
元気に忙しくしています。

e0019614_021440.jpg


よく通る道。この日は<Wild Oats>というオーガニックマーケットへ

e0019614_034913.jpg


これが買い物の目的。
帰国中に検診の葉書、久し振りの血液検査で、とうとう来た
<中性脂肪><γGTP>値の要チェックのお知らせ。

FishOil とスピルリナです。お魚はどうしても、食べられないここ、アメリカ内陸地。


或る日の朝ごはん。

e0019614_092547.jpg


ぶっかけうどんは癖になるおいしさ。
アメリカでも生卵いただいています。
e0019614_0134216.jpg


めんつゆ(手作り)ポン酢(これも手作り)揚げ玉(日本から持参)七味
冷たいうどんで。

e0019614_0164893.jpg


朝、学校へ行く前のこうちゃん、13歳がかけたDVD。
サザエさんのお宅のインテリアが、<昭和>のままで何だか嬉しい。
黒電話。門構えや、廊下に電話台、ちゃぶ台、食卓の席順などなど。
離れて見る日本は、なんて、あたたかいのだろう。

でも紙幣は、最新なのね、と発見した。夏目漱石だった。

e0019614_023306.jpg


大好きなにんにくむし。海老とかに。
にんにくとしょうがのみじん切りをピーナツ油でゆっくりいためて香りをだして
XOジャンを足し、白だし(ナンプラーでも)をふったえびかにの上ににんにくしょうが油を
かけてラップしてレンジで一分、プラスα。

自家製のねぎ油とラー油、ねぎをのせて、ビールに、ワインに。


ジョシュア、3歳の誕生日。
e0019614_0343853.jpg


ちょっと違った世界で生きているこの子。
私の顔の下に回りこみ笑いかけてくる、私を探して泣く、おサルのように抱きついてくる
おひさまにむかって手を差し出し、しあわせそうに目を閉じるジョシュア。

e0019614_043313.jpg


だっこして私を見る黒い瞳。
うん、そうね。だいすきよ。
言葉がなくても成り立つ会話は、確かにある。
(これはジョシュアとだけに留まらず、最近感じることの多い思いだ。
国籍や言語の違いがあろうと、生きる者として何か深いところで思いが通じ合う瞬間が
確かにあると、違いを超越したところにある人の繋がりを実感できる瞬間を
感じられることを幸と思う、そうして生きてゆきたいと思うこの頃)



ジョシュアが見せてくれる、知らなかった新しい世界のすべてを
甘受したい。この子の輝きをみていきたいな。

不思議に、<この子が普通の子と同じように。。。だったら>
と、考えた事は一度もない。これがジョシュア、とすんなり受け止めることができた。

泣いたのは一度だけだった。自閉症の疑いあり、と知った始めのころ、
可愛く遊ぶジョシュアを眺めていてふと、おとなになったら?
私はずっとそばにはいてやれないのだ、
ずーっとあかちゃんのままでいられたらいいね
ママの可愛いジョシュアのままでずーっといられたらいいね
そんな考えが沸き起こって、でもできないのだ、
何も知らないジョシュアを抱き寄せて、泣いた。
その一回だけだ。
けれど、本や他の媒体で触れる、自分以外の人々のお話は私を泣かせる。
<可哀想>ではなく、なにか心震わされる感動、力となって。


以来ジョシュアが、可哀想とかよぎりもしない。これがジョシュア、私達の道。
私にも、新たな何かを与えようとしてくれているのだ
見せてくれる世界を大切にしてゆこうと心底、思えたのも不思議だった。

<Quality Of Beauty><Noblle>
ドクターがそう、評したジョシュアの動き様子。

先日、ちょっと大掛かりなEvaluationを終えた。
また詳しく記したいと思うが、これからまた新しい取り組みが始まることが楽しみだ。

2-3日後には<音楽教室>が始まる。

e0019614_129974.jpg



夕日の凄まじいほどの光、美しさ。
e0019614_1301710.jpg


EUBANK沿い、チャイニーズレストランそばの風景
e0019614_1311297.jpg


e0019614_1324066.jpg



自宅へ続く坂道。
この一年で、すっかり変わった奥の風景。ただの砂漠の空き地だったのに
大きな住宅地ができつつある。

e0019614_133535.jpg


そう、日本で送った船便小包、第一便が届いた。
一ヵ月半かかった。

e0019614_1552550.jpg

日本での日常が甦る。母の顔が、実家のようすがありありと。
お疲れ様、よくたどりついたね。

スイカの箱が郷愁を誘う。(笑)

e0019614_1402141.jpg

大好きな塩ラーメン。


読書熱もまた、たかまっていて
e0019614_142958.jpg


時間が足りない毎日。
日本からも一杯買って帰りました。重かった。
また、ご紹介します。

日本の夏2007は縦割り??に描いていこうと。
食べ物編、小旅行編、風景編、過去を訪ねる編,等等。

どれから始めようか、そんな事をいっているとまたお正月が来てしまう!


日本でお会いできた皆様、逢えなかったけど逢いたかった皆様へ(あなた)
元気です。いつも心にいます。ありがとう。
[PR]

by nao-mischa | 2007-09-12 23:30 | 日々