サンオブニューメキシコ <アメリカ暮らし>

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2006年 06月 30日

ER(救急病棟)初体験



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暑い暑い、一日。
こんな入道雲の日、夕方にはどす黒い空が広がって...
空気がひんやり。そして物凄い突風が吹き始める。

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この、茶色の世界。これは砂です。砂嵐!
急いで開いている窓を閉めに走る。
風の強さといったら、よく、台風の中継で必死の形相のレポーターが
半分飛ばされながら、<暴風雨風圏に入りましたあ!>と絶叫(笑)している、
あんな強さ。身の危険を感じる、ような。

長く続く時と、すぐ、終わるときも。
雷を伴う場合も。雨は大粒だが、ほんの少し。

焼け石に水
なぜかいつも浮かぶこの諺を、またつぶやく。

写真の木には、先日ご紹介した、卵を抱える鳥の巣がある。
心配でKちゃんと見に行ってみたら、けなげに耐えていた。

そうか、私などよりここに住む動物達は、この気候でどうやってサバイブするか
よーく知っているわよね、と言ったら深く頷いた夫。

ウインドチャイムも、パラソルなどなどもこの嵐に壊されてしまった。

これが夏の砂漠なんだなあ、面白い。







ブログの更新が滞っていた3月の或る日、
救急病棟(ER)に初めてお世話になる、という貴重な体験をした。
在米の方々が、口を揃えて<恐ろしいほど高額を請求された>と言っているのを
知っていたので、日本での様にお世話になるわけにはいかないだろうなと
思い続けてきたのだけど
いざ!そんなシチュエ-ションに実際、置かれた時はそれどころではなかったなあ。

不摂生もあった。
2-3日、酷い下痢が続いていた。下痢は結構いつもの事で
私の場合、ビールを沢山飲む為。
病的な下痢の時は自分で分かる。

夕方になると、強い倦怠感と微熱。一日中続く下痢。腹痛。
それでも、直るだろう!と無理に(美味しくないのに)晩酌していた。
ストレスもあったし。

そんな数日後、ついに夕方起きていられなくなった。
熱もあった。食事の支度を始めなければならない時間だったけれど
腹部の痛みと悪寒、倦怠感に横になったまま動けなくなった。

いつもと違う手ごわい痛みだな、と思った。
身をよじる痛み。まるで陣痛みたいに<きたきたきた!>
痛みが襲い、歯を食いしばってやり過ごすと、スーと引いていく。

痛みの合間に、嫌な感じの眠りに引きずり込まれうつらうつらしたり。
気付くと、部屋は既に、夜だった。

心配そうに見ているD。
ごめんね、起きられない。大丈夫、僕達はピザ、たべたよ。
病院に連れて行こうか?
もう少し、様子を見てみる、でも、だんだん痛みが強くなってきたの。




そのうち嘔吐も始まって、痛みが尋常でなくなってきた。
強烈なさしこみ。

陣痛の極期のようだった。
酷い食あたりの痛みも結構辛いけど、レベルが違う。
唸り声が出てしまう。身の置き所がなくなる。

どのくらい、経ったのか?何度もそばに来て手を握っていてくれたDの
何度目かの<病院にいこう>に頷いた。

KちゃんはJoshuaとお留守番だった。
痛みの合間に、毛布をコシに巻いて車へ。どうか、こないで、と。
口は渇いていて、ふらふらだった。
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by nao-mischa | 2006-06-30 01:46 | アメリカ事情
2006年 06月 25日

一日の始まり 我が家に来る野生動物たち



毎日、暑く乾燥した日が続いています。


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こんな強烈なおひさまで、一日が始まる。

庭に出て散歩。まだ、涼しい朝の風。

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朝顔、なかなか大きくならないなあ。暑すぎるのでしょうか?
湿気が足りないから?
砂漠気候では育たないのかな?

毎週金曜日は、ごみの日。
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こんな風に各家の前に、大きなゴミ箱が並ぶ朝。

週一回。 蓋が閉まっていないと収集してくれません。
ゴミ箱を持ち上げて、中味を荷台?に大音響であけ、どすんとまた
元に戻すトラック。

こちらでも、分別、リサイクルに対応しているけれど、自己申請制。
あんなに厳しかった日本、わが町の分別ごみ事情、いまは楽してま~す。

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昨日の朝ごはん。
BLTEC(ベーコン、レタス、トマト、卵、チーズ)サンド。
キューピーマヨネーズたくさん、マスタード、わたしはタバスコも効かせて。

豆乳も。甘くない豆乳をみつけました!
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結構お腹に溜まるものですね、豆乳。
牛乳とブレンドする時も。






わたし達の住むこのあたりは、いわゆる住宅街。
それなのに、いろんな野生動物を見かけるし、何人?かは我が家の庭に
住み着いているようなのです。

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なんという鳥なのかしら?
卵を温めている母鳥。フロントヤード内、道路のすぐそばの木です。
いまは、繁殖期なんでしょうね。

Sparrows(すずめ)もバックヤードの軒に巣作り。

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すずめファミリー。ひなにごはんを。ママが見張り役。
本当に鳥って家族の絆(夫婦の)が強い。

少し前、同じ場所に巣作りしていた、おそらくは別のファミリー。
ある日、何者かが巣を破壊、小さな卵が割れて巣といっしょに落ちていたのです。
夫は、鳩だろうと。
今度は可愛いひなを見せてね。

そう、うずらの夫婦、この前ちっちゃなベイビーを4羽、ひきつれて
歩いてた。
用心深くて、足が速いので写真を撮るのが難しいのだけど。
なんて愛らしい!

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これはパパ。
わたしに気付いて、ファミリーを守る為自分に興味を引きつけ
走り回る彼。。ちょっと感動。

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この子も常連。長々と寛ぐウサギ。

そして、ドライトマトを作ろうと干していたトマトを狙っていたであろう、リス。

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巣穴まで我が家の庭に作っている!

逢う事はないだろうと思っていた、こやつ。

じゃ~ん!!
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Kちゃんがフロントヤードで発見。
これぞ、Toad!なんでこんな乾燥した所に?
水をホースでかけたら、手で目をこすっていた。
わたしの手のひら位の大きさ。


ロードランナーってご存知ですか?

此処、アルバカーキに来て初めて知った砂漠の鳥。
夫Dに教わった。昔のカートゥ-ンにもでていると。
Wile E Coyote And Road Runner
足が速くてコヨーテも捕まえる事が出来ないみたい。

なんども見かけた。はじめてみたのは、Dが外から<ロードランナーだ、
はやくおいで!>と呼びに来た時。
その後も何度も見た、我が家の庭でも、口にとかげをくわえていたり。

未だに写真を撮る事が出来ない。
足がほんとに速い。

そして、なんか愛嬌がある走り方、存在感。

その昔<エリマキトカゲ>が一世を風靡したことがありましたね。
砂漠を二本足で疾走(?)する、ユーモラスな姿。
それを彷彿とさせるものを、このロードランナーからも感じる。

扇のような尾を開いたり閉じたり、あっという間にどこかへ走り去ってしまう。
ニューメキシコの各パンフレットに、よく登場する。

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これはマグネット。近くのナショナルパークでもとめたもの。

つい、今朝も水をまいているとき、道路を闊歩する彼(彼女?)に遭遇。
いつか、写真撮ったら早速ご報告しますね!




Dは夜半に、コヨーテも見た。
あと、ジャックラビットという、これも砂漠に住む、耳の大きな
体も大きいウサギも。

砂漠に生きる生物って皆、敏捷なのかな?植物も触ると痛いものが多い。
サボテンに限らず。
住宅が立ち並び、人が来る前は苛酷な砂漠だったんだろうな、
と想像してみる。
ここは、よく、<砂嵐>が起こる。突然ものすごい突風が吹くのだ。
主に、午後、昼下がり。
あたりは、舞い上がる砂で茶色の風景に。
窓を閉めても、床や家具に砂が積もってしまう。
その様子の写真、またアップしますね。
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by nao-mischa | 2006-06-25 23:17 | 日々
2006年 06月 22日

母からの航空便

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やっと<タンシチュー>の巻書き終わって、ほっ!
疲れました。やっと次の話題にいけるぞ!
と、いうことで、これは少し前に母から届いた日本物資、開けたところです。

新茶3袋。(涙)
お願いした、お醤油のおせんべい。



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Kちゃん大好きなぷっちょ、ハイチュウの数々。
右は、アメリカでのラーメンライフを助けてくれるラーメンスープ、各種。
これもお願いしたものですが、こんなに一杯送ってくれるなんて。。。

鶏がら醤油、とんこつ醤油、鶏がら塩味そして
上のほうにある黒い袋はローカルな、子供時代からの馴染みのスープ。
懐かしさに涙が。

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わさびふりかけ、重くなるのでとジップロックに詰め替えてね、と。
ラーメンスープでかなり重くなってしまった(写真は全部ではないのです)ようで、
今回も郵送費がかさんでしまい、申し訳なくありがたく。

大田胃散。これがあると、安心なんです。
柚子フレーク、青しそフレークまで入れてくれた。

そして、これ!

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夢に見た、この<雪印チーズ> 日本の味、郷愁のチーズ。
パッケージのイラストは変わってしまったんですね。

クール便でもないのに問題なく届きました。
もう、狂喜乱舞!

この日はさっそくこんな懐かしいおつまみを。

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チーズサラミ。
このチーズの味はここにはない! なめるように味わっていただいた。

そんな事をいったら、1週間後に追加の荷物といっしょにまた、送ってくれた
おかあさん。

今も冷蔵庫に入れて大事にいただいています。

このチーズ、父も好きだった。
晩酌のお供は、<このチーズかまぐろの赤身があればいい>が口癖で
私も小さい頃は食卓であぐらをかく、父の丹前の懐に入り込んで
分けてもらっていた記憶がある。
枝豆とか、ビールもちょっぴり(!)(内緒)

私が18の時、突然他界した父。
父と共に過ごした年月を超えて、いまもこうしていること、
あと何年かで、父が命を全うした年齢に追いつくこと、何年経っても
色褪せない父の存在、年を降る毎に鮮やかになる、
家族での懐かしい思い出。
不思議におもう。  どこにいても。



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地方のグルメ情報雑誌。
懐かしい店、新しいお店、日本の美味しい食べ物の沢山の写真、
今は叶わないけど、里帰りの暁には。。。と、たのしんでみています!

そして、日本の私の本棚(母の家の)からお願いして送ってもらった
1993-94頃購入、以来の愛読の書。

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<ユン ドン チュ 青春の詩人 > ソン ウ へ著  伊吹 郷 訳  筑摩書房


ユンドンチュの縁者にあたる著者による、詩人の背景、歴史、詩作、生涯が綴られた
韓国出版の本の、抄訳。
 <空と風と星と詩 影書房>は、作品の数も背景も、より詳しい。

私が惹かれたのは、まさに、詩にかがやく、<清冽さ>だった。


序詞

死ぬ日まで空を仰ぎ
一点の恥辱(はじ)なきことを、
葉あいにそよぐ風にも
わたしは心痛んだ。
星をうたう心で
生きとし生けるものをいとおしまねば
そして私に与えられた道を
歩みゆかねば。

今宵も星が風に吹きさらされる。



生への強い覚悟。それを支えているのは、ただ
きよらかなこころ。
空を見上げている作者の真っ直ぐな視線。


その頃私は
日記帳は<アピカ>の縦書きの<100年>?<1000年>?ノートと決めていて。
新しいノートをおろすたび、この詩を最初に丁寧に万年筆で書いていた。

今回、久し振りに読み返し、鳥肌が立って涙した次の詩、
長くなるけど引用します。


星をかぞえる夜

季節の移りゆく空は
いま秋たけなわです。

わたしはなんの憂慮(うれい)もなく
秋の星々をひとつ残らずかぞえられそうです。

胸にひとつ ふたつと刻まれる星を
いますべてかぞえきれないのは
すぐに朝がくるからで、
明日の夜が残っているからで、
まだわたしの青春が終わっていないからです。

星ひとつに 追憶と
星ひとつに 愛と
星ひとつに 憧れと
星ひとつに 母さん 母さん、

母さん、わたしは星ひとつに美しい言葉をひとつずつ唱えてみます。小学校のとき
机をならべた児らの名と、ぺエ、鏡(キョン)、玉(オク)、こんな異国の乙女らの名と、
すでにみどり児の母となった乙女たちの名と、貧しい隣人たちの名と、鳩、子犬、兎、
らば、鹿、フランシス.ジャム、ライナー.マリア.リルケ、
こういう詩人の名を呼んでみます。

これらの人達はあまりにも遠くにいます。
星がはるか遠いように、

母さん、
そしてあなたは遠い北間島(プッカンド)におられます。
わたしはなにやら恋しくて
このおびただしい星明りがそそぐ丘の上に
わたしの名を書いてみて、
土でおおってしまいました。

夜を明かして鳴く虫は
恥ずかしい名を悲しんでいるのです

しかし冬が過ぎわたしの星にも春が来れば
墓の上にみどりの芝草が萌えでるように
わたしの名がうずめられた丘の上にも
誇らしく草が生い繁るでしょう。


     訳 伊吹 郷




この本を、母の送ってくれた包みから出した時
懐かしい実家の匂いがした。
思わず、本を顔に寄せた。
微かに、わたしとKちゃんで住んでいたマンション-渡米に伴い
閉じたわたし達の住まいの匂いも残っているような気もした。
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by nao-mischa | 2006-06-22 01:00 | アメリカで 日本食を作る
2006年 06月 12日

それから

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<ホワイトサンズ ナショナルモニュメント> の夕焼け April 2006




ここのところ、インターネット接続(ワイヤレス)の調子が悪く、記事送信時に不通のときなど、記事が消えてしまうなんて悲劇が起こるので

こまめに送信(未完成でも)することにします。
ちょっと見難いかな、ご勘弁を。






<ナショナリズムは、食卓と戦場で発露されると抑制を知らなくなる>
    ― 飽満の種子 ―  開高健 舞台のない台詞 新潮文庫


後日、ぱらぱら読み返していたこの本。
ページを折って思いっきり<ブックマーク>してあったこの言葉が目に
ついて、う~んと唸ってしまった。



さて、
皿を目の前に茫然としていた私は、やはりおもむろに中味を
ゴミ箱に捨てた。
何が起こったのか、意味する事は?真実を見落とさないように
― これは私の性で突き詰めて意味を得ようとする、何か起こると ―
などと、考えをめぐらせていたと思う。

でも、あまりに自分の理解の範囲を超える出来事に混乱もしていた。

食べ物を吐く、いえ、吐き出すって?
作った人の、目の前で。

その食べ物への嫌悪だけでなく、私はその行為に
言葉にはしなかった、明らかな夫のわたしへのメッセージを感じたのだ。

批難めいたもの。こんな行為で伝えた事に怒りがわいた。

そして、これとは違う面から酷く傷つきもした。
あからさまな、非常に強い嫌悪感、身の毛もよだつといわんばかりの。
それはただ、食べ物だけへ向けられたのではなく、
日本の食習慣
日本の文化そのもの、への嫌悪であると
彼が吐き出した瞬間から私は感じてしまった。

牛タンの料理は、日本料理とはいわないかも
そして、私の過剰反応?。
そうかもしれないが、そこまで感じたのには一言では説明しきれない
理由もある。





アメリカ人の食の好み、習慣の違いは暮らし始めた当初からすぐわかったし
それも面白い発見と楽しんでもきた。
こと、食べ物に関しては、好きなものを楽しもう!なので
こちらの不健康と思われる食習慣であろうと、余計な口出しは無用!と
尊重するよう心がけてきた。


私の感じたその違いをいくつか挙げてみようと思う。

<シーフードスパゲッティディナーの夜>
アメリカに来てまだ間もない或る日、和風味のスープスパを作った。
和風といってもバターと白だし、ガーリック風味、きっと気に入ってくれるかな
と思い。
海老、イカ、玉ねぎ、ベーコン、ほうれん草。
美味しそうに食べていた彼、<いか>に反応。
これは?イカよ。
君はボクにイカを食べさせたね。と苦笑いの彼。

いか、たこはこわ~いもの(多くのアメリカ人にとって)という事をまだ知らなかった私。
歯応えがいやなそうだ。

スーパーでも殆ど見かけない。アジアンマーケットまでいかないと
手に入らない。

こんにゃくを料理していたら、「それはイカ?」と尋ねられた。



<ポーク嫌い>
これも、暮らし始めてすぐだった。
私にとって初めてのアメリカの地だったフロリダで
初めていただいたBBQリブ。その美味しさにびっくり。

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広告から拝借。リブです。


自分で作ってみた。
彼は食べてくれたけれど、ノーモアリブ、なぜ?
ポークは嫌いなんだ、と。ファット一杯だから。
ポークにはヴァイタミンが豊富なのよ。
でも、とにかくだめなんだ。という彼、ベーコンは平気。

ハムもだめ。

<肉は赤身>

鶏肉も主流は<胸肉> 日本ではもも肉ですよね。
皮をかりっ と焼くと美味しい、でも、ここでは敬遠されているよう。
皮は絶対残す。ファットだからと。

手羽、ももなどはここでいう<ダークミート>鶏肉にランクがあるなんて。
そんな部位を食べるの?という雰囲気をかんじる。
内臓にしろ、ダックの水かきにしろ、丁寧に下拵えして
手間隙かけて美味しく仕上げる、そんな食文化はアメリカには、ない。
非常に単純に拒否反応。

牛肉も霜降り肉など、お目にかかったことはない。
わたしもヒレはすきだけど、ももなどの赤みは固くておいしいとは
思えないのだが。

牛挽肉のファット、洗いものするとわかるけれど
これは<グリースだ!>おそろしいくらい。鍋についた油は落とすのに苦労する。
こんな風に、体内に残るのだろうな、とおもうとぞっとする。


彼は牛肉が好き。ビーフタコなど平気でハーフパウンドくらいいける。
ランチにハンバーガー、夜にピッツァ なんてへっちゃらだ。
だいじょうぶ?と心では思いつつ、敢えて言わない。
嗜好だもの。でも、やっぱり体の構造が違うよなあと、思わずにはいられない私。

話は変わるけれど、日本で言う<胃痛>
とか、<胃が痛む思い>の様な、ストレスや疲れから来る痛み
そんな感覚や言葉もないようだ。
Stomachacheは下痢の痛みも、胃を含めてお腹全体の痛みまで指す。
(と、思う)
海に囲まれ、お米と魚を食してきた日本人とは、体質も感覚も違うのだな
と感じる。
気質もね。


<ファットと塩分にコンシャス、でも糖分には寛大!>

概してヘルシー志向は、強いアメリカ。
膨大に出回っている、サプリメントを摂り犬を連れてジョギング。
エクササイズも大好き。
アジアンレストランで、箸を操り<Sushi>を食べ(カリフォルニアロール)
スーパーでパックされたサラダに、こってりのチーズ味ドレッシング。

ファットのないチキンブリースト。(胸肉)

でも、飲み物ときたらあまあーい、あまああーいソーダか各ジュース。
どれも私にはのめない甘さ。

アイスティーにも砂糖、グリーンティーにまで。

ケーキ、アイスの甘さも半端ではない。
食す量も半端ではない。

そしてやっぱり、大きいハンバーガーを平気で平らげてしまう人々。
ただ、微笑ましい矛盾。
好きに生きよう!と笑ってしまう。


<ゲータレードは健康飲料?>

凄いんです、色が。
青 真紅 黄色 オレンジ 黄緑 水色 紫、、、。
全部、蛍光色ときている。

わたしには、ケミカル飲料としか思えないそれらを
夫は、息子に飲ませるのです。その度<ああやめて~!>と
心で叫ぶ私。

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これは類似商品ですが。

口の周りをドラキュラのように真っ赤にしながら飲んでいるジョシュア。。。
私はお水、或はオレンジジュースを水で薄めて与えている。
わたしにも、濃すぎる味。
オチビのときから強烈な味に馴れてほしくないのだ。
疳の虫も強くなる、濃い味になれると素材そのもの、あっさり味を受け付けなくなる。
と、思うので。

大量の汗をかいた時などからだに吸収され易い栄養が含まれている、
それは分かるけど、砂糖の量とあの美しすぎる色を見ると
少なくとも子供には与えたくないと思ってしまう。

出来る限り、先回りして飲み物を与えるようにしている。
<そんなartificial drinkあげないで>なんて言えない、
私も逆の立場だったらいわれたくないもの。


<クリスピーへのこだわり>

先日、KFCに言った時「とってもクリスピーにしますか?それとも普通?」
と聞かれた。(なんて英語だったか忘れたが)
とってもクリスピーにするとどんな風か想像できるので
<普通>をお願いした。

天ぷら。
此処アメリカに来て、日本にいる時はうまく出来たのに、なぜか
失敗してしまう料理のひとつ。
あげたては、かりっ、さくっとしてるのに、すぐにしなしなになってしまう。

海老のそんな天ぷらを食べた彼。
これは、生じゃない?火が通っているの?と。

ちょっと、フリッターのような食感、でも火は通っていたのだけど。

こちらの日本料理店(殆どが韓国人経営)でTempuraを注文すると
そのカリカリ感はかなり高い。
日本の<さくっ>を遥かに超えている。

(私の場合、卵を使うのをやめたらよくなりました)。

ベーコンも超クリスピー。
クリスピーシュリンプとか皆さん、クリスピーがお好きなよう。

揚げ物だけど、クリスピーだと油が落とせるという感覚があるのでは?
と、想像する。

鶏の竜田揚げ、しょうが、醤油、さけで下味をつけて片栗粉をまぶして
揚げる、日本風のフライドチキンも、評判はよろしくありませんでした。

クリスピーがいい。と。なるほどね。

こちらの<JapaneseRestaurant>で、どのように日本料理が
アレンジされているか、そしてメニュー構成を見ると
アメリカ人のニーズ、嗜好がよく判る。

日本の超一流の和食をそのまま持ってきても
受け入れられるのはかなり難しいのだろうなと思う。

地域差もあるとは思うが。

これは別の機会にレポート(?)したい興味深いことです。


<食の楽しみ方、スタイルの違い>

これは、ただ、彼と私の間の違い。
アメリカの人でも自分にとって新しい食材へ好奇心旺盛な人は
いると思う。

居酒屋で知った、かえるの淡白な歯応えのある美味しさ。
秋口の香港で店の人にすすめられ、挑戦した蛇のスープ。
(丸ごとの蛇が入ったものではありませんよ)フカヒレスープのようで絶品!
毒におびえながら恐る恐る、初めてフグを口にした日も懐かしい。
箸でつまむと尾が動く車えびの活け造り。などなど。

旅行先でのローカル料理や、ちょっと勇気がいる初めての食材
そんなものと出会うことや、おいしいじゃない!という発見が
私にとっては、生きる(笑)歓びの一つ。ほんとうに。

水族館で<ハタ>をみて、これって香港では高級料理なのよ。
とか日本ではすずめの焼き鳥を食べられる店もあるとか
彼の反応が面白くてそんな事、笑いながらよく話していたけれど
もし、<日本人はゲテモノ好き>とか<野蛮な食><下等な食品>
なんて思われていたとしたら、まことに!心外だな。

新しい食への好奇心だけでなく、食に何を求めるか
いかに楽しむか、姿勢が全く異なっている、と感じざるを得ない事が
これまで何度もあった。





そんな彼に
「えっ!これが牛タン?わからなかったよ、こんなに美味しいの?」
なんて状況を期待した私も甘かった。

キッチンのスツール(私の定位置)に座っている私の所へ
彼がやってきた。
すまなそうな顔で。
謝り始めた彼に私は、ピッツァでも頼む?と。
首を振ってそんな必要ないよ、パスタと野菜食べられるから。
捨ててしまったし、彼に新たな食卓を整える気持ちは無かった。
あなたは<。。。。>みたいな食事がいいのよね、私たちは違いすぎる。
。。。は渡米間もないころ招待されたランチ、招いてくれた彼の友人(女性)の名前です。
豪華なアメリカン料理だった。印象的だった。
彼は何もいわず、リビングへ戻っていった。

翌朝、<もう、料理なんかしない!Mac の朝ごはんだ!>と呟きながら
眠りから覚めたけれど、面倒くさく結局、何か作ったのだったな。

しばらくは、彼にはわたしの手の掛かっていない料理を出していた。
ミートボールスパゲッティとガーリックトーストのレンジディナーとか。
そんなものがよろこばれる事も知っていたし。

なにより本当にいや!だった。

今は普通になりましたよ。(笑)

裏庭で寛いでいる君を見るのが僕の幸せだよ
といってくれる彼を思い出し、心を切り替え笑いあっててすごす日々。
でも、自分の身に起こったこととして、現実として
刻まれたものもあるという事も忘れていない。


   
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by nao-mischa | 2006-06-12 04:21 | 異文化
2006年 06月 09日

初めて挑戦した洋食メニューとは?



思わせぶりな(笑)終わり方だった前記事から続きます。

そのメニューは <タンシチュー>。
ふと、(ああ、タン塩たべたいなあ)
ジュージュー焼いて熱々を、胡椒と檸檬絞ってパクッ!
生ビールといっしょに、などといつものごとく、日本でよく食べていたけど、ここでは
お目にかかれない料理を懐かしんでいたのですが

まてよ、Wal-Martで売っていたよね。と思い立ち、「Kちゃん、タン塩たべたくなあい?」
「うん!」 「外で焼いて食べたら美味しいね」

ということになり、その足で購入。丸ごと、下ごしらえなしのグロテスクな牛の舌。
大きさにもびっくり。長さは35センチくらい、ずっしりと重い。
5ドルちょっとでした。

Kちゃん、 「見たらたべたくなくなった。。」と。
まあ、そういわず、みていてごらん、とネットで下処理の方法を調べ
まず血抜き、茹でてから、皮をむいた。
むく、というよりこそげ落とすというほうがよかったな。
大変でした。

根元部分は、シチューがいい、ということだったのできょうはフリーザーへ。

で、スライス。

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ごま油少し(かなりきつい香りなので)と、ピーナツオイル
にんにくすりおろしたもの、天然塩、がりがりひいた胡椒、たまねぎもすって少しいれた。
揉みこんで冷蔵庫で一日おくと<熟成されて美味しい>そうで
そしてここまでで時間もなく、疲れきってもいたので明日に!ということに。

翌日、バーベキュー。
夫には別メニューを、彼の大好きな。(ハンバーガー)。

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かなり、美味しかった!
やわらかくて臭みもなく、適度な歯応え
ちょっと高級な焼肉店でいただくタン塩という感じ。
Kちゃんも大喜び。
焼きすぎは禁物ですね。よく、いっしょに焼肉を食べに行った友人(韓国出身の)が
硬くならないうちに、と取り分けてくれた、あの手際を懐かしく思い出した。
Kちゃんにも「思い出さない?彼女の事」と話した。



さて、件のタンシチュー。
これもネットでレシピを調べた。

スライスし、小麦粉をはたいて鉄のフライパンで強火で焼付ける。

いいにおい!

取り出した後に、香味野菜である<じゃがいも><にんじん><セロリ>
<たまねぎ>切ったものをいため
大鍋に先のお肉、赤ワイン、水、ローリエ、トマトピュレと共に入れ煮込む。

その晩はガレージの冷蔵庫で眠らせ、次の日も火を入れことこと。
結局、食卓に上ったのはその翌日だった!(はあ・・)

味を見ながら、塩、ウスターシャインソース、ブラウングレービーなどを足し
焦がさないようにきべらで底をかき混ぜながら(汗まみれで)仕上げを。

ポテト、ブロッコリ、人参を下茹でしたものを付け合せに用意。
パスタも。

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いつものように、リビングのソファでTVをみて待っている夫に
お皿を出す。
シチューだね (ステューと発音する彼)と。

そして飲み物をとりにキッチンへ。
ふうとため息(夕飯をだした!という安堵感)ビールなど一口
そしてかれにコークを持っていった。

この肉はこの前、僕が買ったもの?(Trader,s Joeで彼と買った普通のビーフの事)

ううん 首を振る私。

トーフ?

何を馬鹿な事、また首をふる。
牛タンよ。

その瞬間、彼は凄いリアクションで、お皿に口の中のものを吐き出した。
首を振って音を立てて。
私の目の前で。

何が起こったのか茫然と立つ私へ
Sorry,I can not eat . こちらを見たときの、彼の表情。
この世の終わりかというような。
何も言う事が思いうかばず、何か言おうとすら思っていなかった。

ただ、その皿をもってキッチンへ戻った。
皿ごと、音をたててゴミ箱へ。これはいつもなら私のやりそうなこと。

その時は、頭が真っ白なまま、しばらくお皿を見ていた。
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by nao-mischa | 2006-06-09 23:12 | 国際結婚
2006年 06月 08日

<Rio Grande Zoo> ダウンタウン イン アルバカーキ


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    アルバカーキの中心をはしるI40  このあたりはHistorical Route 66エリア
     古くからのモーテル、ノスタルジックなレストランなどが軒並み





先日、アルバカーキのダウンタウンにある、<Rio Grande Zoo>
に行ってきました。

じりじり焦げそうな暑さ。
SPF50の日焼け止め持参だったけれど、焼けました。
動物達も、ぐったり。


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ちょうど、一番暑い時刻(2時くらい)に回ったからでもあるかも。

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ボクを撮ってるの?
可愛いヒッポちゃん。


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孔雀の赤ちゃん! 
(ちょっと見にくいけれど、左に。ママが庇ってなかなか見せてくれなくて)
と、お父さん、お母さん。
なぜ、鳥は夫婦の絆が強いのでしょうね? おうむのケージでも皆さん、
パーフェクトに<ペア>だった。 おしどり夫婦、という言葉を思い出す。
我が家に来る、<Quails> ウズラさん夫婦も見るときは必ずいっしょ。


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こんな、個性的な植物が。
名前はまだ、わかりませんが。思わず見入ってしまう。




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ここ、ABQのあちこちで見かける<Cotton Wood>

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この、至福の表情!

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そして気取ったポーズのふくろう。コンパニオン立ち?(ふるいなあ)
この子は赤ちゃん?とても小さかったけど。

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私の息子達。

この動物園は大き過ぎず、観て回るのにちょうどいいなと思った。
久し振りに沢山歩き、心地よい疲労。家事に追われる疲れとは、違う!

こんな可愛いテーブルと椅子をみつけましたよ。

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リサイクル?古びたペプシのロゴと鉄!のかんじがいい。





車で家に。
こんな日は、その辺で日本そばをさらっと食べて帰りたいなあ
と思いつつ
そう、ここはアメリカでした。(泣)


帰宅後、汗をかきながら昨日から仕込んでいた料理の仕上げをした。
<二日では無理かな、3日はかかるな>などと思いつつ。でも必死で。
初めて挑戦した洋食メニュー。



しかし、思いも依らない事がこの後に待っていたのだった。
To be continued....

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by nao-mischa | 2006-06-08 06:37 | アメリカ国内旅行 
2006年 06月 04日

久し振りのジョシュア

Joshuaで~す


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今、1歳9ヶ月。
麺類が大好き。
言葉はまだ。。<だーだ><まんま>など、
意思を伝えるのはもっぱら、泣く事。
さめざめと涙なしの演技派で~す。
寝転がって同情を買うという裏技も。
危ないことが大好きで目が離せません。
一日に一度は、何か、痛い目にあっている子。

<天空の城 ラピュタ><アルプスの少女ハイジ>が大好き。

早く日本の親類にあいたいな、ボクが小さいうちにね!
もう、遅いかな!
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by nao-mischa | 2006-06-04 01:06 | わが息子達