サンオブニューメキシコ <アメリカ暮らし>

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カテゴリ:昭和 過去への郷愁( 8 )


2007年 02月 17日

日本里帰り Part5 きえてゆく<昭和>のレストラン


朝ごはん 待望の 赤ウインナー


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アメリカ生活で、無性に恋しかった食べ物のひとつ、赤ウインナー。
日本で生活している時は、添加物などを気にして食べない時期もあったけれど
お弁当に映える、<赤> 何でできているのか定かではないが、ごはんが進む
なんともいえない味、(お醤油と芥子で食べるのが好き)
子供の頃からの思い出など、なにより、郷愁を誘われるその存在感。
カニさんをつくってみた。

そして、これもアメリカではない、薄い肉付きの小ぶりでも味の濃い、<ピーマン>
細く切って大目の油、高温でさっと一瞬炒めたものと。

とてもとても美味しかった。

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これも米では手に入らなかったあさり、もずっと楽しみにしていた。
連日、朝から食欲旺盛、美味しくて!







さあ、今日から活動開始。
転出転入手続き、失効してしまった運転免許の申請、こうちゃんのパスポートが
もうすぐ切れるのでその申請も。

今回、私のために仕事の休みを取ってくれた母の運転で
こうちゃん、ジョシュアとヌマヅへ、懐かしい道をドライブ。




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踏み切りをみるのも久し振り。道を行く見知らぬ人びとも何故か懐かしく。
洋服の色は皆さん、圧倒的に<黒か茶>ですネ










こんな素敵なネーミングの、整形外科医院を発見!




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いかにも、良くなりそうではないですか!
車内は笑いの渦。

市役所で転出届け。駅前に移動し、パスポート申請用紙を取りに行く。



隣のビルは<沼津軒>というレストラン。

営業していない様子だった。
調べた所、やはり、倒産したそうだ。

地下は<ファミリー中華>という雰囲気の気軽な店、一階は洋食
最上階はちょっとグレードの高い洋食と中華。1000円くらい、大皿いっぱいの<硬焼きソバ>が名物で
わたしは<四川風辛味ソバ>がすきだった。
駅北を一望できる見晴らし。

宴会場もあった、とおもう。同窓会や各団体の定例会の会場といえばここ、というくらい。

地元の人なら皆知っている、昔ながらの<レストラン>の面影を残す老舗。

昔は駅ビルの中、お世辞にも綺麗とはいえない公衆トイレの隣に,支店の中華レストランがあり
こうちゃんがお腹にいる頃、よくひとりで此処の<野菜そば>を食べにきたものだった。
14年ほど前か。

濃いめの醤油味で千切りの野菜炒めがタップリのったもの。癖になる味。
年配の<ウエイター然とした>男性の接客が印象的だった。
白ワイシャツ、黒の蝶ネクタイ。
<フフフ~ン>
いつも静かに鼻唄を歌いながら接客していた、忙しい時でも。
どことなく品を感じる人だったなあ。

中華でも、あんみつやクリームソーダなどがショーケースに並んでいた。

昭和。
家族でお出掛けの日曜の定番、<デパートのレストラン>の雰囲気を残す沼津軒だった。
高校時代、学校を抜け出し、お昼をたべようと一人駅前を歩いていたら、偶然母にばったり!!
まあ!なんて嬉しそうな(ごめんね!)母と、お昼でも食べよう!と、向かったのが
<沼津軒>地下の中華レストランだった。
そんな思い出もある。


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在りし日の沼津軒 一階 拝借した写真ですが



<神戸屋>というベーカリー。
こうちゃんも私も素通りはできなかった。アメリカにはこんなベーカリーは、なかった。
柔らかそうな食パン。コーンの乗ったパン、綺麗な野菜サンド、アンパン、それに
焼きソバパン!
移動の車の中で、その美味しさ、柔らかさに感激しながら賑やかにいただいた。
ジョシュア、食べてご覧!美味しいでしょう!!

そしてイトーヨーカドーの銀行へ。
腹ごしらえを、と地下へ。やはり変化の波はここにも。
新しい(私には)おうどんやさんに。

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舞茸天ぷらうどん きのこご飯 沢庵 ああ美味しい!
全てがおいしい。

そう、市役所の近くにずっと昔から建っていたこのレストラン。

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ムカサキッチン
以前は、<時々開いているよ>ということだったけれど、今はどう見ても
営業しているとは思えない。
ずっと気になっていて、何時かは行きたいなと思っていたのだけど叶わなかった。。

ミートローフライス グラタン ?
どんな内装だったのかな? きっとご年配のご夫婦が切り盛りしていらしたのだろうなあ。

何時頃の建物なのだろう?
なんて、レトロ、趣のある佇まい。看板建築なんて言葉を聞いた事があるけれどこれも
その中の一種なんでしょうか。
こんな古い建物、昔懐かしい佇まいの食堂等に心を惹かれるこの頃。
変わり行く時代、街並みの中にあっても残されて欲しいと思います。

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帰途、暗くなり始めた中、<通ってみようか!>母とこうちゃんと話し、渡米前の思い出深い
住まいの横の方へ車を向けた。
よく歩いた道。大きなSLのある、公園。こうちゃんはパパとよく、キャッチボールをして遊んだ。隣のマンション。<管理人さんは変わったのよ>と母。
2階のかつての住まいを見上げた。
隣の駐車場だった場所は、分譲マンションか何かが建築中だった。そしてそのまた隣、
買い忘れがあっても大丈夫!の近所の<マルトモ>という小さなマーケット。
店の明かりや賑わいも変わっていなかった。店頭に並んだ野菜やお正月のお飾り。

横の路地を進むと、少し寂れた雰囲気の飲み屋街があった。
これも、古い佇まいの小さな小さなラーメン屋。<マルスギラーメン>
10月の渡米を直前に控えた2003年9月の或る日、念願かない、こうちゃんとパパ、3人で訪れる事ができたのだった。
5人も入ると、一杯のお店は、このあたりには不似合いな温かそうな
ごくごく普通の<優しいおばあさん>といった風情のご婦人一人が切り盛りしてらした。

家族連れは少し気後れしてしまう雰囲気の中にこやかに迎えてもらった。
ビール、ラーメン、餃子。
手が届きそうな、カウンターの向こうのご主人は<注文を受けてから包むんですよ>
と、ゆっくりした手つきと動きで調理を始めた。
当時、4年生だったこうちゃん、子連れだとやはり、お話のきっかけは子供の話。
同じ年頃のお孫さんがいらっしゃるとのこと。
瓶ビールをコップに注いで飲み、お店を、それと分からないように見回しながら
次第にこのお店の雰囲気に寛いで、楽しみに餃子を待ち、お話も。

<おこさんを見ると、よーくわかりますよ、どんなふうにに育てられたか。
ご両親の心がけとか優しさがこの子に出ていますよ>

何年も前の事で、ご主人の仰った正確な言葉は定かではないけれど
<私達3人の家庭の絆>をほめて下さったのだ!と、胸が詰まった言葉だった。
思わず、こうちゃんを挟み、隣にいるパパの方を見た。
同じ気持ちだったに違いなかった。
目を見合わせた。涙が抑えられなかった。

3人の何ひとつ、不足もない幸せな暮らしから、新しい世界へ行こうとしていたその頃。
行っておいでと、その頃は言ってくれていてはいたけれど、残るパパ。
ずっと、自負してきた事だったけれど、この、初めて会った人からの、何気ないこの言葉は
いろんな意味で胸に響いて、未だに忘れられない。

パパは何かお礼と同意のような言葉を返しながら、横のこうちゃんに目をやりながら、頭をなぜていた。
私はご主人に気付かれないよう、涙をぬぐった。

暫くして出てきた餃子とラーメン。
家庭的な味を想像していたのだけど、全くそうではなくて驚いてしまう美味しさだった。
<おいしいね!!>目を見開いて、パパに話した。
おいしいね!は幸せだね、と同義語の私達。この晩ほどその意味を胸に刻んだ事は無かったと思う。

今回、立ち寄る機会は無かったけれど、今でも営業している事を祈っている。次回は是非再訪したい。

食事にまつわる、思い出、郷愁は様々な事を甦らせてくれる、私にとって大切なものだ。
更新が中断しているのですが、<元気なうちに絶対、完成させたい>と思っているこのコンテンツ。良かったらご覧になってみて。ちょっと広告が煩わしいですね、ごめんなさい。


帰宅後、弟(4歳下)が<顔をみに>やってきた。その第一声は、<なに人かと思ったよ(笑)>
もう!!

美容院嫌いの私が、3年ぶりの家族との再会に重い腰を上げ(笑)た結果。
折角見せてくれた、カラーチャートも意味なし。(だから、嫌いなのです!)初めての<金髪>体験。おまけに凄い染めムラ。
自分で濃く染め直したものの(2回もかかった)、やはり昔のイメージとかけ離れていたらしい。。
夫、Dはその<金髪>にも抵抗は無かったようで、<なぜ?いいよ、その色>といっていたが
<日本の家族達は、あなたはだれ??というに違いない、こんな髪では帰れない!>半泣きだった。  ヘアサロンでは、ヘアカラーして、温かいお釜に入らされ、<こんなことってあるのか??>疑心暗鬼。
水で流して、鏡の前の自分をみて凄い違和感に包まれた。
例えは違うかもしれないが、アフリカンアメリカンの女性の金髪を見たような。
明るすぎる。。。。そう?
チーフのような人が、わお、ゴージャス!ですって。なにいってるのよ!そんな気分でした。
(話が飛びに飛ぶ今回です)


仕事の話など聞きながら、いっしょにお夕飯と晩酌。久し振りのね。
お互い逢わぬうちに、一人新しい赤ちゃんを迎えた私達。あまり、連絡も無いけれど、
母にはよく、心配して私のことを尋ねていてくれていたらしい。
私のために編集したミュージックCDをアメリカに送ってくれたこともあった。
<よく聞いていたよな、と思って>  アンルイス  長淵剛(これはお願いしたのだった) 
彼も好きな、甲斐バンド、矢沢永吉。昔懐かしい顔ぶれ。聞けないと、無性に聞きたくなる、
懐かしの唄、IN 海外なんです。嬉しかった!

彼の好きな、<タコのおさしみ><和牛!!の網焼き>などをいただいた。
もうすっかり、ここに住んでいるみたい。
夫はこの頃、通じない電話に四苦八苦。帰ったら、E-mailも在った。ごめんね。
やっと留守番に通じたのがこの次の日だったかな。あちこち、用事で出かけていたので。

やっと筋肉痛がよくなってきたこの頃。
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by nao-mischa | 2007-02-17 03:53 | 昭和 過去への郷愁
2006年 11月 01日

BaloonFiestaも終わり 深まリ行く秋の日々

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10月の始め頃?
月半ばに<BaloonFiesta>を控えた此処、アルバカーキでは
毎朝、こんな風景が見られる。

これは、Kちゃんをスクールに送る、朝の道で。(いつもはスクールバスなのだけど)
ご覧の通り、着陸をこころみている様子。

住宅地なのだが、開発途上で、あちこちに<砂漠>の空き地があるこのあたり。
我が家の上空にもよくやってきて、バーナー?のゴーッという音まで聞こえることもある。

そのバルーンフィエスタにあわせ、初めて
夫Dの家族(お母様、姉ふたり)が、CAから我が家を訪問したり
その準備や
3年ぶりにやっと叶いそうな<日本里帰り>!!のチケットの手配、購入
ebayでの、コスメ買い、音楽のダウンロード
(YahooMisicJukebox_Subscriptionをキャンセルしよう、
月々の料金もばかにならないし容量が大きい気がして。
その前にほしい曲を購入しちゃおうね、とKちゃんといっしょに)
(私は<80’s>懐かしい思い出が甦る曲の数々にはまっています。
日を改めてご紹介しようと思っています)

と、忙しく過ごしていた10月。

初めてのバルーンフィエスタ
SantaFe再訪、新しいお気に入りのヴェトナミーズレストランを発見、
Kちゃんのスクールでの、<すわ 武装男騒動> SWATまで出動したのですよ
中間選挙を控え、笑ってしまうほどの舌戦
この秋のコスメ探し。。。

ネタには事欠かぬ日々、でも宿題(前記事に続き)を まず片付けなければ。。

その前に

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Live, Love, EAT!の日々も
11月はますます忙しくなりそうです。

無性に思うのは

海が見たい!
空と海の果てしない広がりを前に
潮騒を聞きたい!海風を胸いっぱい吸いたい!

懐かしい波の音
磯の香り
夕日になるまで座っていたい うとうと まどろみながら

海から遠くはなれて暮らすことの閉塞感、
の様なものがあるのだなと知った。

海が私にくれるものの大きさも。


夏の名残をとどめるプラステックのゴミが散乱する
日本の色気の無い砂浜すら
今の私には胸焦がす(!)郷愁を誘うものだ。

もうすぐ!!
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by nao-mischa | 2006-11-01 03:03 | 昭和 過去への郷愁
2006年 09月 04日

宝の山! 母からの航空便


ここのところ、早朝や真夜中に目覚めてしまう事が多い。
ひどい時は2時半なんてことも。眠りに帰れなさそうな時は、潔くベッドから離れる
ことにしている。

お茶をいれて、PCのスイッチをオン。
こんな時は、たまっている、<ブログネタ>記事の編集などすればよいものを
なんだか埒の明かない事にふけっている私だ。

ゆうべは、ふと、<お鍋が欲しいな、しゃぶしゃぶしたい!>
そして<DONABE>!!  Google Searchから始まり、お鍋を見つけたのは勿論のこと
すてきなインターナショナルレシピサイトやら、ずっとさがしていた器(皿など
Asian Inspiredのディナーウエア全般)を扱うサイトも発見。

顔をあげると山の向こうに朝焼けが、いつものように。

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昼間の暑さが嘘のように、深夜から明け方は冷えるようになってきた。

日本も秋ですね!
味覚の秋!!いいなあ。
松茸焼き カボスをしぼって。カボスと言えば、ふぐ。
Kちゃんも大好きなふぐ刺し。淡白な味、独特の歯応え。
浅葱の緑色。紅葉おろしの鮮やかな朱色が真っ白な切り身の上に。

早く帰りたい、そして皆と楽しい食卓を囲みたい。
あの、とっておきのラーメン屋さんにも。

3年は長かった。もうすぐですね、お母さん。

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もはや、定期便。郵便のお姉さんが
<また、着たわよ!>とニコニコ渡してくれる、日本からの特急便。
母からの。

3日で到着。
本当に嬉しい瞬間。いつもいつも、こうして写真に残す。

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納豆作りに挑戦。無性に食べたいこの頃。



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母らしいな。

<なおちゃん>の字。
泣けました。
この文字だけで、通じ合う何かがある。

子供達を<ちゃん>付けでしか呼ばない私たちの母。

そばにいたいです。
逢えぬまま、此処で妊娠出産、その子も2歳になり。

ここは私の何?あたたかい住処、信じられる自分への愛がただよう所から
離れ、かれこれの月日が過ぎた。疲れたなあ。

もし、日本で何かあったら。。。
GCで事実上の拘束状態にあるとき、常にこれを恐れていた。


面接が終わり、、もうすぐあえるよ!!と電話した昨年暮れ
(結局、この後8ヶ月待たされる事になったのだが)
ずっと、逢いたい気持ちをおくびにも出さず、<もうすぐよ>と明るい事だけを
話してきた母が、初めて本当の気持ちを話した。
涙声で
<なおちゃんの新幹線で手を振った最後のすがたが、ずっと頭から離れなかったのよ>
<いちばんあんたがさびしがりやなのにね、こんな風に離れることになるなんて>

私も母にだけは、弱音は一切吐けない!(いまでも)で、ここまできた。
なので母の思いも痛いほどわかった。

渡米後、少し経ってから
明るい声で<アメリカへ行く事になった時、お母さんね、ちょっと
裏切られたような気がしたのよ。>と
これも明るい声で言った母。

ちょっと扱いにくい子供だった、真ん中っ子で。
思春期には反抗的だったし、心配と迷惑をかけた。
その最中に、父が急逝。

親不孝のさなかに。だったな。
その後も
たがが外れたようだった私。

朝帰りして学校へ行こうとしているわたしに何も問いただすことなく
<今日は休んで家にいたら?>と言ったおかあさんだった。

胸が痛くどんな叱責より応えたし未だに忘れない。
気持ちが家から離れていたので(その時の私は)聞こえないふりで母を残しでかけたのだった。

その後、怒涛の(!)20代。
可能性を信じるより、未熟さに翻弄される、てさぐりででも、ひたむきに
必死に生きたような。
今なら判る、そんな時期だったのだと。
過ぎたからそういえるのかな?無茶しましたね。

何時死んだっていい、そう思っていた。

この頃のこと、今ふりかえると映画のようだ。

振り返ると、まぶしいようだ、届かぬ過ぎた過去だからか
20代に限らず、日本での思い出はある輝きを持っている。


思いをはせる時のこの幸せな思い。

何処にいても何をしていても、どんな時も私は目を瞑るように
そのしあわせに浸ることができる。

無鉄砲さを見ていて(ほっといてくれた)母や近しい方々に感謝の気持ちと尊敬を覚えつつ。

そしてそのあたたかさは、忘れない。


だからこそ、私の世界になかった、振る舞いや、人への対し方。
私への侮辱は、私を大切にしてくれた人々への侮辱であると、私は激しく怒るのです。





おかあさん、いつかあなたがいった言葉覚えています。
子供を産めば、お母さんの気持ちわかるわよ。
一人じゃだめ、二人か、三人産めばもっとね。

おかあさん。
これであなたの思いに近づけるとは全く思わない私です、本当に。
でもどうしましょう、3人目の赤ちゃんが、4月にくるみたいですよ。

アカンボちゃんが来るからって、私は遠くなりませんよ!
お母さん、知っていますね、このこのために。。は、ないです!
しあわせのResponsibilityは私の手の中。

どんな風に、自分との違いがあるのか、ひとって?
いい勉強させてもらっってます。

いいお顔で暮らしていきたいので
幸せは私の責任において選ぶべきことと思っています、おかあさん!

あかんぼちゃんがきたなら、選択肢などなしです。
心配も、でもねこれは私の意思を超えていることだと思います。
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by nao-mischa | 2006-09-04 23:26 | 昭和 過去への郷愁
2006年 01月 27日

渡り鳥





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お家がだんだん遠くなる 遠くなる
今来た この道 帰りゃんせ 帰りゃんせ

長い旅路の その果てに
恋しい家路に ついたとき
帰ったふるさとの野や 山に
風はわたり 雲流れても
お家だけがみつからない
そんなことにはならないように、と、
こころひそかに 希いつつ、
今日も ゆきます 渡り鳥

  



<巴里の空はあかね雲>  岸 恵子
新潮文庫

より
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by nao-mischa | 2006-01-27 09:35 | 昭和 過去への郷愁
2005年 12月 26日

韓国料理とM



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クリスマス いかがお過ごしでしたか?

あたたかかったですよ、ここは。

何時にもまして、日本の年の瀬の
慌しくも、華やいだ雰囲気が思い出されるこの頃です。

おせち、作りたいなあ
とか、母と、おねいちゃんたちと
おせちの買出しに行ったこと
大晦日、恒例の
パパのご実家からの手打ちそば。

これが、もう、絶品!

そば粉が多いし手打ちなので、市販のそばと違って
デリケートな味わいだけど
そばの香り、歯応え、
教わったとおり鶏がらベースのおつゆにとてもあう
風味豊かなおそば。
愛する、姪と甥たちが、
おそば、そんなに食べないけどこのおそばは美味しいと
いうくらい。

今年はあのおそば、いただけるとKちゃんと楽しみにしていたのだけどな。

そば粉、注文しました。
山芋は無理なのでながいもも。

手打ちそばに挑戦!の2005の年末です。



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昨日から茹でていた
そう、これは豚足です。


昨日、見つけて(2ドルそこそこ)初めて作ってみました、(アメリカでは、ね)

ひたすら、ゆでる。
お湯を捨てて、またゆでる。

日本のような甘い味噌だれではなく
酢醤油にごまと、コチジャンで。

夫は怖そうに、笑いながらみてました。


キッチンでビールをあけてかぶりついているところに
彼が偶然きた、ので魔女のクッキングだよと

おいしい!

彼は豚はだめなのです。
ベーコンはいいけど、と、いう。

彼とこどもたちは
ローストビーフ、マッシュドポテト、サラダの夕食。

わたしは、キッチンでビールとこの
とん足独り占め。

コラーゲンタップリ。
手づかみで食べたけれど、指先もつるつるになる。

おいしいけど、ふと、
食事は、同じものを
<おいしいね!!>と分かち合うのも一つの醍醐味だよなあと
そんな私にとって大切な存在の中の一人、
Mのことを思い出した。





彼女と何度、そんな楽しい時をすごしたかな。
彼女は韓国出身。
結婚して日本に来た。けれど、完璧な日本語を話す。

いつも、韓国料理店。
私も大好きなので。
沢山のおいしいもの、教わった。

サムギョプサル、エゴマの葉。
酸っぱいキムチを使ったキムチチゲ。
彼女のオリジナル、野菜一杯、肉なしのからーい麦混ぜご飯。

体の中がすっきりする気がした。
からいね、でもおいしい!と微笑みあって。

キムチづくり。

結構、大変だったね。
大きなタライでかき混ぜた真っ赤なやくみ。

彼女の、それはすぎるほどの手際のよさ、つくるそばから
キッチンをてきぱきと片付けていく様子。
ゴム手袋をした彼女。笑顔。

インフルエンザで寝込んでいる時にお鍋で
持って来てくれた<サムゲタン>

この時もキッチンをてきぱきと片付けてくれたっけ。
Kちゃん4歳くらい、布団から起き上がれなかった。

こんな時、いつも助けてくれた彼女。

その、情の深さ。

どうして、電話してくれなかった?
いつも私からだね。
笑いながら。
私のとってきた友人との距離感とは違うなあと思いながらも
彼女にも分かって、いつもこうなんだ!
さびしいけどね、と、私を理解してくれるころには
お互いの信頼を確信でき、一緒の時間は
心からリラックすることの出来る二人だったとおもう。






生ビールで乾杯。
きょうのキムチは若いね、
ちょっと体調悪いし、レバ刺し食べよう、なおみもたべる?
食べなきゃ私も食べない(にんにくの強烈な匂いのため)

寒い日はお鍋。
プデチゲ。彼女は豚の背骨を煮込んだ鍋がすきだったな。

彼女の娘とKちゃんは3歳の幼稚園からずっと一緒の同級生だった。
二人が遊ぶのを見て、彼女は、また
手際よく、遊ばせながらものりまきごはんなど作って
口にはこぶ。

おにくもたべないと!
などといい、上手に食べやすく作って。

美味しくて、楽しかった。





食 
私にとってとても大切なこと
ただ、食べるという作業ではなく、雰囲気
シチュエーション
大切な人たちとのリラックスした空間
自分なりの好み
全て楽しみたい。

おいしいねえ!
と言い合いながらのひと時

その、幸せのためなら手間、お金も惜しまない。

逆にちょっとしたことで台無しにもなる。
そんな食事は極力避けたいな。
(どんなことかと、いうのは難しいけれど、
勘違いしたウエイター、お店の姿勢とか、気まずい雰囲気?
気の合わない人と共にしなければならない状況での食事とか?
無駄な時間、無駄な消費はいや!と本当に悔しくなる。(笑)

これって食に限らず全てに通じる。
人生楽しまなくては!
我慢する必要なんかないし、自分の嗜好
というか、楽しみが分かっていれば
無駄な消耗を避けることは
生きる上での知恵であり、知性でもある、と思う。

ファンシーな一流のお店だけでなく
路地裏の深夜営業のおばちゃんが開いているラーメン屋さんや
サービスエリアの超ファストフードなども
美味しい幸せ、思い出を提供してくれたお店達。





食にまつわる幸せな想い出が
私には沢山ある。

必ず、大切な愛すべき友や家族と一緒のね。

そんな、思い出や大切な皆のためにも
このこだわりは持ち続けたいな。





書きたいこと、アップしたい写真、たくさんあるけれど
この辺で。

私の可愛い二人の息子から
ご挨拶。


と思ったら写真のアップできません。
どうなってるの?

またすぐに!
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by nao-mischa | 2005-12-26 11:17 | 昭和 過去への郷愁
2005年 08月 14日

カサブランカの日



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夏の香り。
百合の匂い。
とりわけ、カサブランカ リリー。
暑さの盛りにむせるくらいの、あの匂い。

特別だった。

夏のあどけない楽しさ
プール すいか 海水浴 自由研究
なつの友 ラジオ体操のカードの毛糸の紐

あっという間に過ぎていくたのしい日々
甲子園も終盤を迎え
夏休みももう、終わる


昼の熱気さめやらぬ夕暮れ


蜩の声がひときわ大きく響くようになってくる
 
夏の盛りと
子供心にも感じる、過ぎていく夏への郷愁
両方を感じるお盆のあたり


後、何回夏を過ごすことができるかなあ
なんて、幼い時から考えていたのを憶えている


こんなに夏が好きなのは
夏真っ盛りに生まれたから ずっとそう思ってきた


百合の匂いはそんな夏のすべて
子供の頃からずっと。





抱えるほどのカサブランカを初めて送ってもらった日。
ずっしり重く その豪華さに圧倒され
花束を贈ってもらう嬉しさって これなんだ
晴れがましくて でも
わたしを大切に思っていてくれる気持ちが
こもっているようで

そのひとには 百合への思い
大好きな花 ということを話していた
覚えていてくれたのだ

部屋中にあふれる 百合の匂い
幸せな思いで眠った





それから、誕生日にはいつもカサブランカの花束
何度送ってもらったのだろう

熱のような感情が
いつしか 穏やかなものへ
形を変えていっても

毎年、欠かさず贈ってくれた 心こもった
一言と一緒に
それは ずっと変わらなかった

時を共にしてきたという事実
二人の歴史、共有してきた人生のある一時期
そこで得たかけがえのない もの
分かち合えるということ
それがもたらした信頼と尊敬も 

安らかな温かい日々も変わることなくずっと



渡米目前の8月14日
いつものように息子Kちゃんと3人のお食事
近所の 気軽な品数豊富な
落ち着くチャイニーズレストラン

ちょっと と席を外した ふたり
程なく戻ってきたKちゃんの手 いっぱいの
カサブランカの花束

驚いた 
今年はもうないと思っていたから

そして

あの 笑顔がゆれてこちらを見ていた
子供の様な うそのなさにあふれた

これだった
この笑顔に惹かれた たすけられてきたどんな時も


辛い決断を強いてしまったのに

経緯がぐるぐる回った
出逢い
東名バス 手を振る姿 ひとりになって夕陽の車窓に
涙を拭きながら心に誓った決心
15年の、共に在った日々



なにがあっても 3人の絆は永遠
その言葉を彼からも聞いた時


と、確信できる
そんな場所に辿り着いたのだ
愛には色んな形があるだろう ひとそれぞれに
私にはこれだった
ここが辿り着いた場所
ささやかな、けれど自分の中では確固とした思いが
胸にあふれた

この絆あってこその新しい世界への一歩だった



これも忘れられない
私の夏
百合の匂いの特別な思い出





2005年 きょうも暑い 8月14日

いつも行くこの地のスーパーでは
カサブランカは見つからなかった

白いゆりの入った花束を買った
だいすきなダンジネスクラブと檸檬
戸袋のガラスの花瓶をとりだし、活けてみた



閉じていた蕾が開き始めた今
微かな香りが
キッチンにただよい始めている


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そして
誕生日のあと、すぐに
8月15日。
終戦記念日。
  これも特別なこととして、ずっとある。

夏への思い。
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by nao-mischa | 2005-08-14 21:13 | 昭和 過去への郷愁
2005年 07月 26日

母からの 航空便



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Bagdad Cafe ? Mojave desert CA Route 40にて 6/22 2005
    マップに Bagdad という地名を見つけた事憶えている そのあたりかな?


時間が経って初めて見えてくることがある。
旅の記憶に関する事もその一つ。
帰ってすぐは、頭の中が混沌としている、ちょうど
荷物の整理が、なかなかはかどらないそんな具合に。

いろんな印象的な場面、思い、そんなものたちが
鮮明に浮かんでくる、輪郭がはっきりしてきた、そんなこの頃。

<フォトギャラリーSanBernardino> きょうアップ予定(マイHP)
   できるかな?。。。。


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7/23日のお昼  美味しかった。
メイドインジャパン マルちゃん昔ながらの中華そば
ノンフライ麺 鶏がら味 日本にしかないこの味。
先日作った、茹でワンタンとブロッコリーで栄養のバランスアップ。

母からの航空便が届いたのです。
       ありがとう。

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この下にグミ、ポッキー、ハイチュウなどのお菓子や
ボーロ、離乳食心づくしの品々
そして本やCDが埋まっている。

今回、アマゾンで注文し配送先を母の住所に
そして送ってもらうという裏技(?)を敢行。

いつもは海外配送料金が一件につき2800円位
更に一冊300円づつ加算される。
中古で欲しかった本もあったので(殆どのそれらは海外発送は不可)
母にお願いする事にした。

でも、これが最初で最後。
母に負担してもらうことになってしまうし、アマゾンは
在庫が豊富、それにびっくりするくらい早く届く。
それに小包が届く時の嬉しさ、真新しい本の手触り。

多少(かなり痛いけど)割高でも仕方ない。

今回Kちゃんへのサプライズ


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彼のお気に入り、そして私たち二人の
共通の趣味。日本にいるときからの。

昭和30年代、古き佳き日本のノスタルジー。
この町にすむ素朴な人々の毎日。

これは3巻。
主人公の一平君一家が引っ越してきた所からはじまっている。
「かあさん、この町が大好き。だって夕陽がとてもきれいなんだもの」


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送っていただいた新茶。
なんて綺麗なライムグリーン色。
とろりと濃厚で新鮮な若葉の薫り。
朝は必ずお茶。

デュラレックス、(コップ)愛用してます。
日本にいる時からずっと。これは
こちらに来てからウイリアムズソノマで購入。
4つの大きさ。
丈夫で価格も手頃。
お茶、コーヒーもこれでいただいてます。





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でた~!ゲイシャブランド。
時々こんな楽しい発見がグローサリーストアにある。
今日は時間があればこれでみかんゼリーを作ってみましょう。
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by nao-mischa | 2005-07-26 02:27 | 昭和 過去への郷愁
2005年 07月 20日

にっぽんの夏




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ニューメキシコ  Route66沿い  (大陸横断ドライブ6/17-7/3 2005より)




ここのところ、ハリケーンのニュースをよく聞いていたし
このあたりも雷、ストームづいていたけれど
昨夜、とうとう停電になった。(おそらく、広範囲にわたって)
約、3時間ぐらいだっただろうか。去年の夏もこんな事があった。
陽が長いのでしばらくはよかったが、本格的に暗くなり始めてから
キャンドルをかき集めた。

長く掛かると思う?
そうだね。

夫とKちゃん(11歳の息子)と薄闇の中、表に出て椅子に座り
蛍のあかりを追いながら時間をやり過ごした。

こんな時は蛍が羨ましい、なんていいながら。

此処に来て、初めて蛍を見た。
暗くなり始めると
地から湧いて出るようにあちこちで光っては消え
また、光る。
しばし茫然。これが、蛍。

折角、この日買ってきた<Buy 1 Get 1 Free>の
アイスクリーム、だめになってしまうなあと、諦めかけた頃
ブーンと音がして電気回復。

停電は、子供の頃を思い出させる。
日本では、今日、滅多にないけれど昔はよくあったものだった。

父を中心に、ラジオ、ろうそく、懐中電灯を揃えて
同じ部屋に集まりろうそくの灯りで夕飯を食べたりした。
テレビの音もなく、家族で色んな話をした。
ピクニック気分。

この日も、そしてところ変われど、D(夫)が采配?を振るった、
停電時、もしもの時の父の存在感。

そんな事も思った夏の日の夕暮れでした。


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チャーハン作りました。
手作りチャーシューと、そのタレも使って。
ねぎ、たまご、レタスの千切り。
美味しくできた。ので、ぱちり。

ジャスミンライスを使うととっても香ばしくなる。
こちら風に、エッグドロップスープを、そして
もう一品、さいころステーキ、余って冷凍してあった、を
添えて。


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我が次男坊、ジョシュアです。(そして私。初登場、初めまして)
セーフウェイへセール中のスターバックスコーヒー豆を買いに。
いつもは9.99ドル、今週は5.99ドル!
これは、買いだ!!と、Kちゃんも、3人一緒に。

サマースクール終えたKちゃんとアジアンマーケットへ
かびていた生ラーメンの払い戻しに行き
(がっかり!でしたよ)
バーガーキングでお昼。クーポンがあったので。

その後、お買い物。久し振りにKちゃんも一緒のグローサリー。
彼はあまりついてきたがらなくなってしまっていたのですが。
昨日は付き合ってくれました。

ジョシュア(ただいま、10ヶ月)のダイアリー
<9ヶ月検診の巻>HPにアップしました。
よかったらご覧下さい。



日本の夏、思い出してばかりの今日この頃。
街の雰囲気。渋谷の喧騒。
各店舗から吐き出されるエアコンの排気の凄まじい熱気。
夕方の青山。
まだ明るくて熱冷めやらぬ通りを一本入ったところにある
オープンエアのチャイニーズレストラン
疲れと空腹、汗。
身を落ち着けてのむ、キーンと冷えた生ビール!
泡、かぎりなくきめ細かくて苦味の利いた、でも重くない喉越し。
体に染み渡る感じ
生きる喜びを感じる瞬間のひとつ。

お盆の実家。夕方のかえるの大合唱。
湿気を多く含んだ空気の匂い。
TVを見てあれこれ批評しあいながら囲む、夕餉。
いつも家族で行っていたみんなのお気に入りのラーメン屋。

私にとっての日本、そして、日本にいる大切な人々との距離感と
日本から感じる距離感って、違うのだろうなとふと
思うことがある。
去った というと冷たすぎる。(私が、日本を)
旅立ったというと、格好良過ぎるが、どちらにしても
ある意味、見送ってくれたのだ。
でも、それはそれ。

大切なもの。大切な人々。
自分にとって、は、良くわかっっている。
どうやって大切にしていくかも。だから、大丈夫。

大好きなものを集めた、宝箱を眺めるような気持ちで
私は今、すべてを見ることができる。
愛すべき家族、友人。出逢った人々。
通り過ぎてきた事。
もう戻れない昔。憧憬。


一雨(一嵐?)来そうな暑さです。

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by nao-mischa | 2005-07-20 05:25 | 昭和 過去への郷愁